「軽メナ・ブラーナ」とは



はじめに

この「軽メナ・ブラーナ」は、いわゆるクラッシック音楽に、勝手につけられた歌の集大成である。これらの歌は、たくさんのオーケストラ奏者、いわゆる楽器奏者によって語り継がれた、いわば「先人の知恵」である。これを歌うことにより、オーケストラ奏者は幾多もの試練を乗り越えてきた、といっても過言ではない。どのような効果があるか、というと、例えば

・とても常人では覚えきれないような複雑なリズムを乗り切る
・感情移入しやすいように意味のある歌を付けて心の中で歌いながら演奏する

などといったものである。
古来、口伝にのみ頼っていたこれらの先人の知恵を、このような形で一般公開する意味は、はっきり言って、ない。ないが、面白い。それだけでいい。多くを求める者には多くは与えられないものである。
作成にあたって

このホームページ作成にあたり、多数のアマチュアオーケストラ関係者のご協力をいただいたことに、多大なる謝意を表するものである。
傾向と分析

 これら勝手につけられた歌を眺めてみると、大きく次のような分類が可能であることがわかる。

「3つの欲」

 3つの欲とは、是即「食欲」「金欲」「性欲」である。この3つの欲は、俗に言う「煩悩」である。我々は、ある意味で禁欲的なクラッシック音楽に接する時に、密かにこれらの歌を歌い、語り継ぐことで、欲求不満を解消していたのである。これが現代の「世俗的クラッシック音楽替え歌」、即ち「軽メナ・ブラーナ」である所以なのである。


「軽メナ・ブラーナ」トップに戻る